絶対禁煙宣言!タバコによって口の中で何が起きているのか?

タバコは百害あって一利なし

タバコの害は数多く報告されていますが、どれほどあるか全部知っていますか?

今回は喫煙による全身と口の中の変化をまとめていきたいと思います。

これから禁煙を考えている方も、

禁煙させたい人が近くにいる人も、

これを読んで心を禁煙に動かしましょう!

タバコの有害物質

タバコの有害物質として有名なところとしては

ニコチン」「タール」「一酸化炭素

などあげられますが、

実はタバコの煙の中には約4000種類の化学物質が入っており、

その中の約200種類有害物質

その中のなんと約70種類発がん性物質と言われています。

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タバコの煙にはこれだけの有害な化学物質が含まれているんですね。

タバコの全身的影響

タバコの煙の全身への影響としてまず第1に挙げられるものとしては肺がんですが、

肺がんは喫煙によって4.8倍リスクが上がります。

しかし喫煙は肺がんだけではなく、その他全身のガンのリスクが上がってしまいます。

全身のガンのリスク

喫煙によってリスクが高くなるものから並べていくと

喉頭がん 5.5倍
尿路(膀胱・腎盂・尿管) 5.4倍
肺がん 4.8倍
食道がん 3.4倍
口腔がん 2.7倍

喫煙とがん死亡について相対リスク

これだけ全身のガンに影響を及ぼすタバコの煙は怖いですね。

これはガンを1つとってまとめただけで、体にとってまだまだたくさんの悪い影響があります。

美容への影響

タバコは病気だけでなく美容も悪い影響を及ぼします。

タバコにより末梢に血液がうまく回らなくなり、肌に大切なビタミンCが不足し

肌のハリが無くなり、深く長いしわができます。

その特徴を表したのがスモーカーズフェイスです。

スモーカーズフェイスは

白髪

歯・歯ぐきの着色・口臭

目尻のしわ

口周りのしわ

唇の乾燥

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などの特徴が見られます。

タバコを吸うと老化を早めてしまって実年齢よりも老けて見えてしまいます。

タバコの口の内への影響

 

タバコの煙の入り口である口の中は特に強く影響を受けます。

歯周病の悪化

血流が悪くなることにより免疫が低下して歯周病菌により炎症が悪化します。

歯ぐきからの出血も少なくなることから、悪化しているのに症状が出にくい状態になってしまいます。

口臭の悪化

タバコ自体の臭いや喉や肺のからの臭いもありますが、お口の中が原因の口臭もあります。

歯周病が悪化すると出てくる膿の臭い

唾液が少なくなることで、お口の中の汚れを洗い流す機能が少なくなり、残った汚れからの臭い

などがあり、お口の内の環境が悪くなった人の口臭はかなりキツイです。

口臭対策をまとめたこんな記事もあります。

緊急!今すぐできる!簡単口臭予防対策で息スッキリ!

審美性の悪化

タバコを長い期間吸っていると歯にヤニがついてきます。

このヤニは1回ついてしまうと黒くこびり付いてしまい歯医者さんの専用の器具でも中々落とせません。

そして、歯だけでなく歯ぐきも黒ずんでしまいます。

虫歯の発生と悪化

タバコにより唾液の量が少なって虫歯菌に抵抗できなくなり、虫歯ができやすくなります。

それとタバコのヤニが付いたところでは、ざらつきがあるため虫歯菌が停滞しやすくなります。

味覚の悪化

タバコの煙の化学物質の刺激や唾液の量が少なくなることにより味を感じる細胞が感知しにくくなります。

免疫機能の悪化

口の中の免疫の主体は唾液です。

唾液には免疫物質抗菌物質が数多く含まれており、これが少なくなることにより

食べ物と一緒に入ってくる細菌やウィルスに対して第1の防御が弱くなってしまいます。

免疫と唾液の効果についてまとめた記事はこちら

知っ得!唾液の驚くべき6つの機能と効果~全身の健康を守る~

口腔がんのリスクの悪化

タバコの煙の中に入っている化学物質お口の中や喉の粘膜に対して悪い刺激を与えています。

その刺激により粘膜ががん化してしまう確率が高くなってしまいます。

また唾液には抗酸化作用もあり唾液が少なくなるとがん予防効果が少なくなってしまいます。

 

お口の中の悪い効果をまとめるとこんなにも多く出てきます。

悪い効果のキーワードとしては「血流が悪くなる」と「唾液が出にくくなる」という2点が深く関わってきます。

今からでも遅くない禁煙の効果!

禁煙を始めると徐々に血中のニコチンの濃度が下がっていきます。

歯ぐきの変化の研究を見てみると

ニコチンによって下がった血流量は3日後から優位に上昇し、2週間後には元のレベルまで回復したと言われています。

ベースライン時の喫煙者のGBF率とGCF量は、非喫煙健常者(11名、24.4 ± 1.2歳)に比べ有意に低下していましたが、GBF率は禁煙3日後に有意に上昇し、5日後で非喫煙者レベルまで回復し、一方、GCF量は禁煙5日後に有意に増加し、2週後には非喫煙者レベルまで回復していました。

テーマパーク8020-禁煙がもたらすもの

血流が良くなるといいことがたくさんあります。

傷の治りが良くなる
唾液が多く出るようになる
歯ぐきの色が良くなる
虫歯ができにくくなる
味がよく分かるようになる

上の章の悪かった部分が改善されより健康的な生活がおくれます。

まとめ

タバコミュニケーションも大事ですが、禁煙することで自分と身近な大切な人を守りましょう

タバコの依存症は麻薬などの依存同等の強度という研究報告もあります。

そんな大したことないと言いつつやめられない方は保険でも禁煙治療ができるので、1人で抱え込まず相談してみてください。

今回はタバコによるお口の中の変化をまとめました。

タバコの害を学んだことであなたのデンタルIQが上がりましたね。

デンタルIQを上げて素敵な笑顔と健康を手に入れましょう。

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杉田 大

杉田 大

職業:歯科医師 趣味:バレーボール  大学卒業後診療を続けていく中で、 もっと広く口の中の知識を広めたいとDental IQ Salonを立ち上げる。 知ってて欲しい歯の知識を分かりやすく解説。 デンタルIQを上げて素敵な笑顔と健康を手に入れる記事を執筆中。

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