お茶で健康!自宅で簡単にできる虫歯・歯周病予防
知らぬ間にできてしまう虫歯
歯ぐきが下がってしまう歯周病
痛い思いをする前に
行かなきゃいけないと思いつつも
足が遠のいてしまう歯医者までの道のり
手軽にできる予防法はないの?
はい!ありました!
歯磨き・フッ素・フロス・検診
予防法が色々ありますが、
一番簡単なものを見つけました。
それはなんとお茶です。
日本茶には虫歯や歯周病を予防する
驚くべき効果があったんです。
驚くべきお茶の効果
①殺菌作用
緑茶の中に入っているカテキンには
殺菌作用があります。
口の中にいる虫歯菌や歯周病菌に
作用し、病気を予防してくれるのです。
カテキンは、O-157に対しても強い抗菌作用をもっています。また、赤痢菌・コレラ菌などの食中毒菌、胃潰瘍や胃がんの原因といわれるピロリ菌などの増殖抑制作用があることも明らかになっています。
カテキンの効果・効能 虫歯予防、抗菌作用-お茶百科(伊藤園)
②歯の強化作用
お茶、特にほうじ茶には
フッ素が入っています。
このフッ素は虫歯予防に効果的で、
虫歯菌の増殖を抑え、歯を溶けにくく
強くする作用があります。
③洗浄作用
食後にお茶を飲むことによって
お口の中に残った食べカスや
虫歯菌の栄養素となる糖を
洗い流してくれます。
④抗ウイルス作用
昔の人の知恵でお茶でうがいをすると
風邪を引かないというのがありますが、
これはお茶の抗ウイルス作用を経験で
知っていたんですね。
ウイルスは風邪だけではありません。
冬の時期に流行るインフルエンザも
その一つです。
ウイルスは表面に「トゲ」を持ち、これで人体の細胞に取り付きますが、カテキンはこのトゲに吸着してウイルスの侵入を阻止するのではないかと考えられています。
カテキンの効果・効能 虫歯予防、抗菌作用-お茶百科(伊藤園)
お茶で風邪とインフルエンザを
撃退しましょう。
⑤抗ガン作用
日本人の死因の第1位はガンです。
お茶はそのガンですら予防してしまうんです。
実は静岡県内でお茶をよく飲む地域は
がんによる死亡率が低いのです。緑茶を飲む人は
飲まない人に比べて
胃がんになるリスクが低下していました。
健康にイイお茶の飲み方
お茶を淹れるとき80℃以上の高温の
お湯にすると、
殺菌成分であるカテキンの量が増えます。
ただ飲むときは60℃の温度にすると
虫歯菌などに対しての殺菌力が上がります。
静岡県工業技術研究所の研究員らのグループは、通常のお茶と同等の溶液に、常在菌、虫歯菌、歯周病菌などをまぜて生存率を調査。その結果、カラダに必要な常在菌が80%生き残ったのに対し、虫歯菌、歯周病菌の生存率は40%以下だったという。
「60℃のお茶に歯周病や虫歯菌を死滅させる可能性がある」と発表している。
60℃で虫歯予防、80℃を超えるとカフェイン急増!? お茶の効能は淹れる温度でこんなに違う-HEALTH PRESS
淹れるときは熱々で
飲むときはぬるめのいい温度で、
これが虫歯・歯周病予防に一番
効果的な飲み方です。
まとめ
まずは食後にお茶を飲む
習慣をつけてみましょう。
お口の中だけでなく、
体全体の健康に
大きく作用してくれます。
先日静岡から引っ越してきた
患者さんが来院されたのですが、
お茶を毎日飲む方で、
お口の中を見たら虫歯が1本もなく
とても感心しました。
その方の子どもさん達も1本も虫歯がなく
お茶文化が与える
いい影響を実感出来ました。
お茶が口の中や体に与えるいい影響を
学んだことであなたのデンタルIQが
上がりましたね。
デンタルIQをあげて
素敵な笑顔と健康を
手に入れましょう。
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杉田 大

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