歯ぎしりの恐怖!寝ている間に体を蝕む、歯ぎしりの簡単対策

歯ぎしりがうるさいと言われたことはありますか?
 
自分では気にならなくても同じ部屋に寝ている人には結構気になるものです。
 
自分は寝ちゃってるからいいや!と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください!
歯ぎしりの害は音だけでなく、なんと体の不調に繋がってしまうのです。
 
今回は歯ぎしりの恐怖ということで歯ぎしりのセルフチェックと体への害をまとめました。

歯ぎしりセルフチェック

まずは自分が歯ぎしりしているのかのチェックをしてみましょう。
 
□朝起きると歯が痛い気がする
□朝起きると顎が痛いまたは疲れている気がする
□口が開きにくい(指を縦に3本分以下)
□歯がすり減って平らになっている
□頬の内側に手前から奥に向かって白い筋がある
□舌を出すと横が波打っている
 
1つでもあれば歯ぎしりしている可能性あり、
3つ以上ある場合は歯ぎしり重症になっている可能性あります。

歯ぎしりすると

まずは歯ぎしりをすると体や口の中にどんな影響が出てくるのかを見ていきましょう。

歯がすり減る

歯は人体で1番硬い組織ですが、石もこすり合わせれば削れていくように、上下の歯をこすり合わせば当然歯は段々とすり減っていってしまいます。

知覚過敏になる

上下の歯がこすり合わせられる時に歯には軋むような横の力が加わります。歯が軋むと力が集中する根元に小さなヒビが入ります。
そのヒビが刺激の伝わり口となり冷たいものにしみる知覚過敏が出やすくなります、

歯がかける

小さなヒビが歯の色々な場所にできそれがつながれば大きな亀裂になります。

そこに更に力が加われば、歯がかけて折れてきてしまうことがあります。

歯周病が悪化

歯周病は歯の周りの炎症です。体の炎症でもそうですが治すためには安静にすることが大切です。

擦りむいた傷口を何度も触ったりしたら治りにくいのと同じで、歯周病の歯を揺さぶれば治りにくく病状は進行してしまいます。

歯並びが悪くなる

実は人の歯はほんのちょっとの力をかけ続けることですぐに位置が動きます。

それはペットボトルのキャップの重さ(1.7g)ほどの小さな力です。

歯ぎしりの際はおよそ自分の体重分の力が歯にかかると言われていて、歯並びを変えるには十分すぎる力です。

顎関節症

顎関節症は関節に関わる筋肉や軟骨や靭帯の不具合によっておきます。

常に強い持続的な力が加わると、それらの炎症を引き起こし、それが口を大きく開けた時の痛みになってしまいます。
こちらで顎関節症について詳しく書いています。ぜひ一緒に御覧ください。
 

頭痛や肩こり

体の筋肉は1つの筋肉だけ動かすというのは難しく、近接した筋肉と連動しながら縮んだり伸びたり動いています。

歯ぎしりにより顎の筋肉が緊張していると、近くにある首の筋肉や肩の筋肉も一緒に緊張してしまいます。

それが頭痛や肩こりの原因のひとつとなってしまいます。

こちらで肩こりについて詳しく書いています。ぜひ一緒に御覧ください。

ずっと悩まされていた肩こりからスッキリと開放された方法はこれだ!

顔のエラが張る

顔のエラは骨格と筋肉により、張り方が決まります。

歯ぎしりは顎の筋肉を毎日使っていて、まるで毎日筋トレしているのと同じになるため、筋肉が大きくなりエラが張ったようになります。

またそれが何年にも長期間になれば、筋肉に引っ張られた骨も太くなるため、結果的にエラが張った顔立ちになっていきます。

 

歯ぎしりの原因

これらの体の不調に繋がる歯ぎしりの原因は一体何なのでしょうか?

原因としては以下のように言われています。

ストレス

歯ぎしりの最大の原因はストレスと言われています。

辛い時人は歯を食いしばります。それが夜中寝ている時に起きてしまって、日中のストレスを解消しようとするのです。

不安ストレスによって寝ている時の歯ぎしりに繋がります。

飲酒

アルコールを飲むとむくみが出て気道を狭くします。そして眠りが浅くなり、いびき歯ぎしりの原因になっています。
深酒はお口の中にとっても良くないことですね。

日中の噛み締め癖

日中集中していると無意識に上下の歯が噛み合ってしまう人が居ます。

噛み合っている状態が続くということは筋肉が常に緊張状態であるということです。

この緊張状態が夜寝ているときにまで続いてしまうと歯ぎしりの原因になってしまします。

逆流性食道炎

最近注目されているのは、逆流性食道炎と歯ぎしりの関係です。

胃酸がお口の中に上がってくるとそれを唾液を飲み込むことで抑えようと口が活発に動きます。

この動きが筋肉の緊張になり歯ぎしりを行ってしまう原因になってしまうと言われています。

歯ぎしり対処法

歯ぎしりの対処法で調べるとすぐに「マウスピースを歯科医院で」と書いてありますが、

マウスピースを使ったとしても歯ぎしりがなくなるわけではありません。

普段の習慣を変えることで歯ぎしりに対処していくことが1番です。

ストレスを溜め込まない

歯ぎしりの最大の原因はストレスなのでこれを少なくすることを第一に考えましょう。

夜寝る前にお風呂にしっかり浸かったり、好きな方はアロマなどはリフレッシュに効果があります。

よく噛む

噛む時に使う咀嚼筋はとても大きな筋肉です。

柔らかい物をよく噛まずに飲むように食べていると、大きな筋肉が力を持て余してしまいます。

噛むことはそれ自体がストレス解消になりますから、よく噛む意識を持ってください。

どうしても食事の時間をしっかりとれない方は、ガムを噛んだりすることで補うことができます。

胃に優しい食事

つい飲みの席で脂っこい食事を選んでばっかりいませんか?

アルコールと脂っこいものは歯ぎしりにはダブルパンチです。

逆流性食道炎を引き起こしやすい上記の2つは歯ぎしりが気になる方はできるだけ避けたほうが良いでしょう。

食べてすぐ寝ない

食べてすぐに寝るのは逆流性食道炎の原因になりやすいです。

食後はできれば2時間リラックスタイムを取ってから横になるようにしましょう。

 

まとめ

今回は歯ぎしりの全身への害と原因と対処法をまとめていきました。

まずは鏡で自分の口の中をセルフチェックしてみましょう。頬の内側は大丈夫ですか?

1番の原因になってしまうのはストレスなので、忙しいとは思いますが、たまには息抜きをしてください。

歯ぎしりについて学んだことであなたのデンタルIQが上がりましたね。

デンタルIQをあげて素敵な笑顔と健康を手に入れましょう。

 

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杉田 大

杉田 大

職業:歯科医師 趣味:バレーボール  大学卒業後診療を続けていく中で、 もっと広く口の中の知識を広めたいとDental IQ Salonを立ち上げる。 知ってて欲しい歯の知識を分かりやすく解説。 デンタルIQを上げて素敵な笑顔と健康を手に入れる記事を執筆中。

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